| ジミー・ランスフォード楽団の初期デッカ盤です。最初期のビクターも荒々しくてよいのですが、デッカ時代になるとアレンジャーが充実し、洗練された音になってきます。この時代に活躍した楽団すべてに言えることですが、大編成でも生ギターがちゃんと聴こえるところが凄いです。演奏技術もありますが、今のエンジニアは当時のエンジニアのバランス感覚を見習わなくてはと思います。
Jimmy Lunceford & His Orchestra
Eddie Tompkins, Paul Webster(tp) Sy Oliver(tp,vo,arr) Elmer Crumbley, Russell Bowles(tb) Eddie Durham(tb,g) Jimmy Lunceford, Willie Smith, Laforet Dent, Dan Grissom(cl,as) Joe Thomas(cl,ts) Earl Carruthers(cl,as,bs) Edwin Wilcox(p) Al Norris(g) Moses Allen(b) Jimmy Crawford(d,vib)
New York, September 30, 1935 |