37.Johnny Smith

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37-1.jpgジョニー・スミスといえばルーストというくらいイメージが定着しています。スタン・ゲッツやズート・シムズなどの参加で人気盤になったことは否めないでしょう。しかし、シングル・トーンでのフレーズやスローにおけるコード・ソロは同時としては斬新なものでした。
ジョニー・スミスのルーツはヒルビリーといいます。1947年から1953年まではNBC のスタッフ・ミュージシャンとしても活動しました。レコーディング・デビューは1949年のボビー・ハケットを含むサンフォード・ゴールド楽団の一曲でした。サンフォード・ゴールドはその後ルースト・セッションのピアニストとして登場します。1950年10月からはベニー・グッドマンに加入、1951年9月まで在籍します。そして1952年3月からルースト・レーベルで一連の録音を開始することになります。



37-2.jpg最初はベニー・グッドマン時代の代表作です。

Benny Goodman Sextet
Benny Goodman(cl) Terry Gibbs(vib) Teddy Wilson(p) Johnny Smith(g) Bob Carter(b) Charlie Smith(d)
New York, November 24, 1950



画像次はジョニー・スミスといえばコレ、といわれるくらい有名になった「Moonlight In Vermont」。
ルースト・レーベルでの一回目の録音です。

Johnny Smith Quintet
Stan Getz(ts) Sanford Gold(p) Johnny Smith(g) Eddie Safranski(b) Don Lamond(d)
New York, March 11, 1952
※ラベルには"Jazz at NBC Series" と印字されています。