18.Jimmy Shirley

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18-1.jpgジミー・シャーリーといえば1940年から電気ギターを使い始め、"ヴィブロラ"というトレモロ・サウンドが特徴でした。シャーリーが参加したセッションでは、そのユニークな音のためかロング・ソロを与えられている録音が多いように思います。ユニークとは言っても1940年以降の話です。トレモロとチョーキングを多用した奏法は今聴くとオーソドックスな演奏の範疇でしょう。



18-2.jpgジミー・シャーリーの演奏はブルーノートのジェイムスP・ジョンソンをはじめ多くのセッションで聴くことが出来ますが、代表作はなんといっても自身の録音でしょう。この曲は1945年に録音されたベースのオスカー・スミスとのデュオで、5曲録音されたうちSPとして発売になったのは「ジミーズ・ブルース」1曲だけでした。片面はブルーノート原盤ではないTボーン・ウォーカーでした。

Jimmy Shirley(g) Oscar Smith(b)  January 23, 1945



画像次は1946年に録音されたニューオリンズのバンジョー/ギター奏者クレオール・ジョージ・ゲーノンのニューヨーク録音です。ゲーノンは50年代後半からのLPでおなじみと思います。

Creole Gayno
Creole George Guesnon(vo) Henry Goodwin(tp) Art Hodes(p) Jimmy Shirley(g) Pops Foster(b)
1946