3.Eddie Lang

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3 (1).JPG1920年代にギターの存在をジャズファンに認めさせたのがエディ・ラングでした。
1933年に扁桃腺手術の失敗で30歳の若さで亡くなりましたが、ラングが残した遺産は今もしっかり受け継がれています。
1920年代後半の白人ジャズに於けるラングの役割は大きかったのですが、とりわけジョー・ベヌーティと組んだユニットは素晴らしいものがありました。
力強い単音弾き、リズムに廻った時のコードワーク、どれもが最高でした。ギターはギブソンL5、20年代は16インチのドット・インレイ(画像左)、30年代は16インチのブロック・インレイ(画像右)を使っていました。



3-1.JPG最初はベヌーティと組んでいる頃の録音です。オーケー・レーベルは録音技術と盤質が素晴らしく、心から楽しむことが出来ます。特にギターのような弾(ハジ)く系やヴァイオリンのような擦(コス)る系の再生はSP のもっとも得意とするジャンルです。



画像
Joe Venuti & Eddie Lang
Joe Venuti(vln) Eddie Lang(g) Arthur Schutt(p)
May 4, 1927



3-3.JPG
カール・クレスとのギターデュオでおなじみの曲です。アーチトップ・ファンは絶対に聴いておくべきでしょう。
Eddie Lang, Carl Kress(g)
February 15, 1932