33.Barry Galbraith

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33-1.jpgフレディ・グリーンやスティーヴ・ジョーダンなどと並ぶリズム・ギターの名手バリー・ガルブレイスを紹介します。デビューは1941年のクロード・ソーンヒル楽団ですが、ガルブレイスが本領を発揮したのはLP時代になってからでしょう。スイングからブログレ系、そして歌伴と、幅広い音楽性は多くの録音に起用されました。アル・コーン、ジョー・ニューマン、コールマン・ホーキンスやハル・マキュージック、ジョン・ラポータ、ジョージ・ラッセルなどの他、ダイナ・ワシントン、ヘレン・メリル、クリス・コナー、リー・ワイリーなど枚挙にいとまがありません。



33-2.jpgSP は1941年のクロード・ソーンヒル楽団を皮切りに1945年にはジョージ・オールドなどがありますが、印象的には1953年まで在籍したクロード・ソーンヒル楽団です。しかし、ソーンヒル楽団は録音が多すぎるので外しました。最初は1946年、ピアノのダニー・ハードのキイノート録音です。キイノートの中では比較的に地味な部類ではないでしょうか。

Danny Hurd & His Orchestra
Louis Mucci(tp) Bob Jenney(tb) Bob Walters(as,cl) Dave Matthews(ts) Danny Hurd(p) Barry Galbraith(g) Al Hall(b) Dave Tough(d)
New York, October 15, 1946



33-3.jpg次はミルドレッド・ベイリーのマジェスティック録音です。ダニー・ハードの3日後の録音です。ガルブレイスがいかに売れっ子であったかが分かります。この時期のミルドレッド・ベイリーは歌伴の名手エリス・ラーキンスの伴奏でとても良い出来です。

Mildred Bailey with Ellis Larkins Conducting
Mildred Bailey(vo) Ellis Larkins(p) Barry Galbraith(g) Beverly Peer(b) Jimmy Crawford(d)
New York, October 18, 1946