24.Mary Osborne

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24-1.jpg画像は1959年のLP を録音している頃のメアリー・オズボーン、弾いているギターはグレッチのホワイト・ファルコンです。



24-2.jpg10代の時にチャーリー・クリスチャンを聴いてギターを始めたというメアリー・オズボーンは、クリスチャンの影響を受けながら自己のスタイルを確立したギター奏者でしょう。

1944年、23歳の時にスタッフ・スミスのバンドでデビュー、1946年にはシグネチュアー・レーベルに初リーダーのトリオ演奏6曲を録音します。有名なところではビクターに録音したコールマン・ホーキンスのバップ・セッションがあります。52nd Street All Stars のタイトルで4枚組SPアルバムとして発売されました。あとは、メアリー・リー・ウィリアムスやペリル・ブッカーなどとの女性だけによる演奏などがありました。ジャズ・ファンの間では、ギターを持ったパンツ姿のLP が一番有名かも知れません。

最初はメアリー・リー・ウィリアムスやペリル・ブッカーなどの女性だけで録音した4枚組SPアルバムの中の一曲です。

Beryl Booker Trio
Beryl Booker(p) Mary Osborne(g) June Rostenberg(b)  New York, October 8, 1946



24-3.jpg次は1947年にコーラル・レーベルに録音した一曲です。

Mary Osborne
Jack Pleis(p) Mary Osborne(vo,g) unknown(b)
New York, December 31, 1947



24-4.jpg女性だけのグループを収録した4枚組SPアルバム 「Girls in Jazz」Victor HJ-11

25歳のメアリー・オズボーンが抱えているのはギブソンの俗称チャーリー・クリスチャン・モデルです。もうひとりはピアノとアレンジで有名になったメアリー・リー・ウィリアムス、上の方に小さく写っているのがピアノのペリル・ブッカーです