5.Dick McDonough, Carl Kress

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1933年に30歳で亡くなったエディ・ラングの跡を継いだのがディック・マクドノウでした。そのマクドノウも1938年にアル中のために34歳という若さで亡くなります。
その点、カール・クレスは二人に比べれば長生きした方ですが、1965年の演奏旅行中に心臓麻痺で亡くなります。しかし、58歳は早すぎます。

ギターという楽器はサポートに廻ることが多く、この二人も多くの録音に参加しています。そして、幸運にもデュオ演奏まで残してくれました。
最初は1934年に録音された「Stage Fright」、私くらいの年齢は「Stage Fright」と聞けばThe Band がすぐ浮かんできます・・・

Dick McDonough, Carl Kress(g)  April 2, 1934



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次はマクドノウが亡くなる前年の録音です。アル中で良く手が動いたなぁと聴く度に感心します。1937年ということで、ブランズウィック・レーベルのデザインが変わってしまいます。
絶対に以前の方が雰囲気があります。しかし、録音は良くなってきているので、複雑なところです。

Carl Kress, Dick McDonough(g)  April 7, 1937



5-3.JPG使用ギターは、二人の画像の方がギブソンの17インチ L5アドヴァンスド・モデルです。



5-4.JPG一人で写っている方は、カール・クレスが自身のモデルである1934年製カスタムL5 を抱えている画像です。



5-top-right.JPG大きな特徴としてはヘッドが大きく、面白いインレイが入っています。また、指板のインレイも凝った細工です。